下郷町の着地型観光事業「愛と絆　ありがとう　100万年ウォーク」|福島県商工会連合会

段々畑が広がる「まほろばの里　白岩郷」は、古き良き日本の農村原風景を残しています。「愛と絆　ありがとう　100万年ウォーク」は、この白石郷を起点とし、県立公園大川渓谷のパノラマ大地、奇岩の塔のへつり、中山風穴地特殊植物群落公園を通る観光ウォーキング大会です。中山風穴から発生するマイナスイオンは、自然クーラーと言われており、4時間のウォーキングで心身ともにリフレッシュできます。
また、蕎麦、茸、山菜料理など田舎料理の振る舞いもこのウォーキングの楽しみの一つです。

下郷町は会津若松市の南にあり、江戸時代の旧宿場町風情が残る大内宿、奈良時代から続く湯野上温泉、また日光・鬼怒川へ繋がる甲子道路により年間200万人の観光客があります。風評被害は、観光客を大きく減少させ、町の基幹産業である観光・宿泊・飲食関連事業に大きな影響を与えています。

そこで、従来から取り組んでいた観光振興事業の戦略を見直し、「観光ウォーキング」をコンセプトに、イベント企画やツアーを通して、町の魅力発信や観光誘客、ブランドづくりを目的とした着地型観光事業に取り組んでいます。