石川町商工会 藤田達夫

入会日 平成13年4月
勤務地 石川町商工会
役 職 主任主査(経営指導員)
氏 名 藤田 達夫

1.商工会に入会したきっかけは?

 商業高校では簿記・会計を学び、大学では経営学を専攻してきたこともあり、会社の経営全般について関心があり、学んできた知識を活かせる仕事として商工会職員採用試験を受験しました。私には商工会の経営指導員として働いていた親戚がいたため、商工会の業務内容について普段から話を聞いており、仕事の具体的なイメージはできていました。

2.日々どのような業務をしていますか?

 石川方部の主任広域経営指導員として、石川町、玉川村、浅川町、平田村、古殿町の3町2村の会員事業所の経営支援業務を行っています。具体的には、事業者訪問を行い、現在困っていることを聞き取り、課題解決に向けて専門家と連携した伴走型支援やセミナー・勉強会の企画、そして、若手職員の育成などにも取り組んでいます。

3.商工会職員に求められる能力は何ですか?

 情報収集に努め、世の中がどうなっているのか常にアンテナを立てておき、気になったことがあれば調べることが大切です。そして、今、自分が何をすべきなのか優先順位を決めて業務に取り組む姿勢が重要だと思います。さらに事業者との対話が重要になってくるので、聞き出す能力、コミュニケーション能力を磨くことも大切です。

4.仕事をしていてやりがいを感じる瞬間は?

 補助金申請書の作成支援を通して無事、採択された時に「ありがとう」と言われたときはもちろん嬉しいですが、「会社の経営が改善した」「アドバイスのおかげで経営が上向いた」などの言葉が何よりも嬉しいです。事業主本人だけでなく、家族や従業員の方からも感謝の言葉をかけられたときに、仕事をしてきてよかったと感じています。

5.仕事をするうえで大切にしていることは?

 途中で仕事を投げずに、中途半端な仕事をしないことです。商工会は会員さんとの信頼関係で成り立つ仕事であるため、強い責任感を持って仕事に取り組んでいます。また、知識習得、勉強を怠らず、様々な提案・解決策を提供できるよう努力しています。しっかりとメモを取りながら傾聴を行い、要点を押さえた説明を行うよう心掛けています。

6.未来の後輩へのメッセージ

 自分次第で楽しみながら仕事をすることができる職場です。仕事を通していろいろな経営の現場を見たり、経営者の声を聞くことができ、幅広い知見が得られます。仕事の悩みや相談事など、先輩職員に聞きやすい職場環境づくりにも取り組んでおりますので、心配せず、商工会職員への新たな第一歩を踏み出しましょう!

7.1日の業務の流れ

05:00 起床
06:45 愛犬の散歩
07:40 出勤、事務所内清掃・予定確認
08:30 業務開始・職員ミーティング
09:00 巡回訪問先へのアポイントメント
09:30 移動
10:00 石川町内会員事業所訪問
11:30 移動
12:00 昼食
13:00 専門家との打ち合わせ
13:30 セミナー及び経営支援会議資料作成
14:00 移動
14:30 会員事業所広域巡回訪問(玉川村・平田村・浅川町・古殿町)
17:00 移動
17:30 退勤
18:00 帰宅
21:00 就寝