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福島県商工会連合会 会津広域指導センター 斎藤啓一
福島県商工会連合会 会津広域指導センター 斎藤啓一
入会日 |
1982年 昭和57年4月 |
勤務先 |
会津広域指導センター |
役職 |
所長(専門経営指導員),中小企業診断士 |
氏名 |
斎藤啓一 |
- 1.どうして商工会に就職したのですか?
- 叔父が製造業を経営しており、自分は小さい頃からそこで働いている従業員さんの真剣に仕事をする姿や優しさを見て育ちました。そのような中で、商工会という組織が、地域で働く方々を応援できる職場であることを知りました。自分が就職する当時は、商工会事務所にパソコンが導入される時期で、情報処理学科を卒業した私としては、「自分にも何か役に立てるのではないか」と考え、新たなチャレンジをしてみたいとの思いで採用試験を受けました。
- 2.日々どのような業務をしていますか?
- 現在は、広域指導センターに勤務しています。以前は、商工会職員と共に経営支援業務に携わっておりましたが、現在は所長職ということで、商工会の組織支援業務が大半を占めています。
- 3.商工会職員に求められる能力は何ですか?
- 基本的には、お客様と接する能力だと思います。親身になって話を伺うための「傾聴のスキル」が挙げられます。また、相手の話を読解する力、相談に対する提案力も必要です。日々多くのお客様と接し、いろいろな話を聞くこと、そして良く考えることにより、スキルアップできると思います。
- 4.商工会業務の魅力は何ですか?
- 私の先輩職員が話していた言葉です。「企業の社長さんと、対等に話ができるのは商工会職員の醍醐味だよなぁ」。そうなんです、その会社の従業員なら社長さんと経営の話なんてできませんが、商工会職員は、社長さんの悩みを聴いたり、経営のアドバイスしたりできるのです。これはすごいことだと思います。
- 5.仕事に対するスタンス
- まずはゼロベース思考です。あの人はこうだとか、この職種はこうだとか、過去や前提にとらわれず、「頭の中を白紙」にして考え始めることです。当然、「できない」「無理だ」もナシでゼロベースです。その次は仮説思考です。相手から何らかの情報を得たらそれを基にして幾つかの仮説を立て、仮説を基にまた相手から思いや情報を引き出して、仮説を検証し提案・助言します。 そして大切なのが、守秘義務です。相手から信頼されるほど重要情報を得ることができますが、これを第三者などにうっかり話してはいけません。信頼を守れるかをいつも考えていなければなりません。
- 6.1日の業務の流れ
06:30 |
起床 |
08:00 |
事務所内清掃 |
08:30 |
今週の打ち合わせ、業務指示 |
09:00 |
経営支援状況の確認 |
10:00 |
[移動] |
10:30 |
商工会巡回訪問 |
11:30 |
[移動] |
12:00 |
商工会職員と昼食 |
13:00 |
[移動] |
13:30 |
会津ブランド認定審査委員会へ出席 |
14:30 |
[移動] |
15:00 |
企業再生委員会へ出席 |
17:15 |
報告書確認 |
19:00 |
退勤 |
20:00 |
帰宅 |
23:30 |
就寝 |