1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成26年 10~ 12月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(0.9ポイント悪化)、小売業(3.0ポイント悪化)、サービス業(1.9ポイント悪化)でほぼ横ばい、建設業(18.0ポイント悪化)で下向きとなっている。採算においては、製造業(16.0ポイント改善)で上向き、建設業(2.9ポイント悪化)でほぼ横ばい、小売業(6.4ポイント改善)でやや上向き、サービス業(14.8ポイント悪化)で下向きとなっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成27年 1~ 3月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(2.5ポイント改善)、建設業(3.1ポイント改善)、小売業(4.2ポイント悪化)、サービス業(4.4ポイント改善)でほぼ横ばいの見通しとなっている。採算においては、製造業で前期と同様、建設業(8.9ポイント悪化)でやや下向き、小売業(4.3ポイント改善)でほぼ横ばい、サービス業(8.7ポイント改善)でやや上向きの見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通し、建設業で今期雨から来期小雨の見通しとなっている。採算において、製造業、建設業、サービス業で来期まで雨の見通し、小売業で今期大雨から来期雨の見通しとなっている。