1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成26年 7~ 9月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(28.7ポイント悪化)で大幅な下向き、建設業(38.0ポイント改善)で大幅な上向き、小売業(10.6ポイント改善)でやや上向き、サービス業(4.0ポイント改善)でほぼ横ばいとなっている。採算においては、製造業(2.4ポイント悪化)、建設業(3.0ポイント悪化)、サービス業(1.5ポイント悪化)でほぼ横ばい、小売業(21.5ポイント悪化)で大幅な下向きとなっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成26年 10~ 12月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(4.7ポイント悪化)、建設業(2.8ポイント悪化)、サービス業(1.5ポイント改善)でほぼ横ばい、売業(12.6ポイント悪化)で下向きの見通しとなっている。採算においては、製造業(9.6ポイント改
善)、小売業(6.5ポイント改善)、サービス業(7.8ポイント改善)でやや上向き、建設業(2.9ポイント改善)でほぼ横ばいの見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、サービス業で来期まで雨の見通し、建設業で来期まで曇の見通し、小売業で今期雨から来期大雨の見通しとなっている。採算において、製造業、サービス業で来期まで雨の見通し、建設業で来期まで小雨の見通し、小売業で来期まで大雨の見通しとなっている。