1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成26年 4~ 6月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(16.9ポイント改善)で上向き、建設業(35.2ポイント悪化)で大幅な下向き、小売業(2.1ポイント改善)でほぼ横ばい、サービス業(28.7ポイント改善)で大幅な上向きとなっている。採算においては、製造業(14.0ポイント悪化)で下向き、建設業(2.3ポイント悪化)、小売業(5.7ポイント改善)でほぼ横ばい、サービス業(25.0ポイント改善)で大幅な上向きとなっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成26年 7~ 9月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(23.9ポイント悪化)で大幅な下向き、建設業(7.9ポイント改善)でやや上向き、小売業(2.0ポイント改善)でほぼ横ばい、サービス業(12.0ポイント改善)で上向きの見通しとなっている。採算においては、製造業(2.3ポイント悪化)でほぼ横ばい、建設業(8.9ポイント悪化)、サービス業(6.2ポイント悪化)でやや下向き、小売業(前期と同様)で横ばいの見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業で今期薄日から来期小雨の見通し、建設業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。採算において、製造業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通し、建設業で今期小雨から来期雨の見通しとなっている。