1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(令和元年 １０ ～ １２月期)の中小企業景況調査の結果によると、前
期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（16ポイント悪化）、小売業（11.9ポイント悪化）
で悪化、建設業（0.4ポイント改善）で現状維持、サ－ビス業（5ポイント悪化）でほぼ現状維持となって
いる。採算においては、製造業（4ポイント改善）、建設業（5.6ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業
（11.6ポイント改善）で好転、サ－ビス業（13.2ポイント悪化）で悪化となっている。
また、今期DI値と比較した来期(令和２年 1 ～ ３月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造
業（12ポイント改善）で好転、建設業（2.8ポイント悪化）、サ－ビス業（3.1ポイント改善）でほぼ現状維
持、小売業（0.2ポイント改善）で現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業（14ポイン
ト改善）で好転、建設業（0ポイント改善）で現状維持、小売業（3.6ポイント改善）でほぼ現状維持、サ
－ビス業（6.4ポイント改善）でやや好転の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業、建設業、サービス業で今
期雨から来期まで雨、小売業で今期大雨から来期雨の見通しとなっている。採算において、製造業、
小売業、サービス業で今期雨から来期まで雨、建設業で今期小雨から来期まで小雨の見通しとなっ
ている。
