1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成29年10~12月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(10.2ポイント悪化)で悪化、建設業(8.4ポイント改善)でやや好転、小売業(0.8ポイント改善)で現状維持、サ-ビス業(15.9ポイント改善)で好転となっている。採算においては、製造業(8.2ポイント悪化)でやや悪化、建設業(8.3ポイント改善)でやや好転、小売業(12ポイント悪化)で悪化、サ-ビス業(前期同様)で現状維持となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成30年 1~ 3月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(4.5ポイント悪化)、サ-ビス業(4.9ポイント悪化)でほぼ現状維持、建設業(11.1ポイント悪化)で悪化、小売業(8.2ポイント改善)でやや好転の見通しとなっている。採算においては、製造業(6.2ポイント悪化)でやや悪化、建設業(13.9ポイント悪化)で悪化、小売業(6.6ポイント改善)、サ-ビス業(8.2ポイント改善)でやや好転の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、建設業で今期小雨から来期雨、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。採算において、製造業、小売業、サービス業で来期まで雨、建設業で今期小雨から来期雨の見通しとなっている。