1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成28年 7～ 9月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（8.9ポイント改善）でやや好転、建設業（2.8ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業（16.4ポイント悪化）、サ－ビス業（13.7ポイント悪化）で悪化となっている。採算においては、製造業（19.3ポイント改善）で好転、建設業（5.4ポイント悪化）、小売業（6.6ポイント悪化）、サ－ビス業（9.9ポイント悪化）でやや悪化となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成28年10～12月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（6.3ポイント悪化）でやや悪化、建設業（10.9ポイント悪化）で悪化、小売業（0.1ポイント悪化）、サ－ビス業（4.8ポイント改善）でほぼ現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業（2.1ポイント改善）でほぼ現状維持、建設業（10.8ポイント悪化）で悪化、小売業（0.1ポイント改善）で現状維持、サ－ビス業（3.3ポイント改善）でほぼ現状維持の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業で今期小雨から来期雨、建設業、サービス業で来期まで雨、小売業で来期まで大雨の見通しとなっている。採算において、製造業で来期まで小雨、建設業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
