1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成28年 1～ 3月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（9.3ポイント改善）でやや好転、建設業（3.6ポイント悪化）、サ－ビス業（1.8ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業（21.5ポイント悪化）で大幅な悪化となっている。採算においては、製造業（3.3ポイント悪化）、建設業（2.6ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業（17.2ポイント悪化）で悪化、サ－ビス業（8.7ポイント改善）でやや好転となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成28年 4～ 6月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（25.6ポイント改善）で大幅な好転、建設業（9.3ポイント悪化）でやや悪化、小売業（12.3ポイント悪化）で悪化、サ－ビス業（0ポイント改善）で現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業（15.4ポイント改善）で好転、建設業（18.8ポイント悪化）で悪化、小売業（4.1ポイント悪化）、サ－ビス業（2ポイント悪化）でほぼ現状維持の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業で今期雨から来期小雨、建設業、サービス業で来期まで雨、小売業で今期雨から来期大雨の見通しとなっている。採算において、製造業、小売業、サービス業で来期まで雨、建設業で今期小雨から来期雨の見通しとなっている。
