1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成27年10～12月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（9.1ポイント悪化）、建設業（5.6ポイント悪化）でやや悪化、小売業（29.4ポイント悪化）で大幅な悪化、サ－ビス業（3.7ポイント悪化）でほぼ現状維持となっている。採算においては、製造業（8.4ポイント改善）でやや好転、建設業（1ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業（5.6ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（12.5ポイント悪化）で悪化となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成28年 1～ 3月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（20ポイント改善）で好転、建設業（9.1ポイント悪化）、小売業（7.9ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（1.8ポイント改善）でほぼ現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業（7.5ポイント改善）でやや好転、建設業（3.1ポイント悪化）でほぼ現状維持、小売業（7.8ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（1.8ポイント改善）でほぼ現状維持の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業、小売業、サービス業で来期まで雨、建設業で今期小雨から来期雨の見通しとなっている。採算において、製造業、建設業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
