2026年1月~3月の中小企業景況調査報告について

2026年2月17日~3月5日の期間に調査を実施いたしました。

⇒【調査結果】第187回中小企業景況調査報告書.pdf

①調査期間

2026年2月17日~3月5日

②調査対象期間

令和8年1月~3月期を対象とし、調査時点は令和8年3月1日としました。

③調査対象

福島県の町村に位置する中小企業の景況を調査いたしました。

  • 1.対象地区(14商工会)
    松川町、桑折町(広域:国見町・川俣町)、保原町、富久山町、浅川町(広域:石川町・玉川村・平田村・古殿町)、船引町(広域:三春町・小野町・滝根町・大越町・都路町・常葉町)、岩瀬(広域:大東・長沼・鏡石町・天栄村)、塙町(広域:棚倉町・矢祭町・鮫川村)、南会津町、きたかた、猪苗代町、川内村、鹿島、内郷
  • 2.対象企業数及び業種内訳210企業 
    製造業47企業、建設業33企業、小売業57企業、サ-ビス業73企業
  • 3.回答企業数206企業
     回答率98.1%

④調査方法

商工会の経営指導員による訪問面接調査を行いました。

⑤調査対象地区

商工会地区市町村人口規模別実態を勘案。調査対象企業の抽出は、業種・規模等有意選出法によります。

⑥本報告書のDI

DIとは、ディフュ-ジョン・インデックス(景気動向調査)の略です。
景況を示すいくつかの指数を定期的に調査し、その結果を景況判断指標で表しています。
算出方法は、今期と前期、今期と前年同期比あるいは今期と来期(見通し)との比較を行い、
増加(上昇・好転)企業の割合から減少(低下・悪化)企業の割合を差し引いたものとしています。※日銀短観:DIとは、定義がやや異なります。

⑦調査結果

1.全業種の景況概況

 県内商工会地区における今期(令和8年1~3月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI
値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(13ポイント悪化)で悪化、建設業(6.1ポイント悪
化)でやや悪化、小売業(7.9ポイント改善)でやや好転、サ-ビス業(1.4ポイント悪化)でほぼ現状
維持となっている。採算においては、製造業(6.7ポイント悪化)でやや悪化、建設業(9.3ポイント改
善)でやや好転、小売業(5.8ポイント改善)でほぼ現状維持、サ-ビス業(5.5ポイント悪化)でやや
悪化となっている。
 また、今期DI値と比較した来期(令和8年4~6月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業
(6.5ポイント改善)でやや好転、建設業(9ポイント悪化)でやや悪化、小売業(1.9ポイント改善)でほ
ぼ現状維持、サ-ビス業(12.5ポイント改善)で好転の見通しとなっている。採算においては、製造
業(2.8ポイント改善)でほぼ現状維持、建設業(9.3ポイント悪化)でやや悪化、小売業(7.5ポイント
改善)、サ-ビス業(8.3ポイント改善)でやや好転の見通しとなっている。
 お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、建設業、小売業で来期
まで雨、サービス業で今期雨から来季曇の見通しとなっている。採算性において、製造業、建設
業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。

2.製造業の景況

 今期(令和8年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス21.7ポイント(13.0ポイント悪化の
下向き)、採算でマイナス28.9ポイント(6.7ポイント悪化のやや下向き)、資金繰りでマイナス22.2ポイント
(6.7ポイント悪化のやや下向き)と、売上高で悪化、採算でやや悪化、資金繰りでやや悪化となってい
る。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和8年4~6月期)見通しの前年同期比DI値は売上高でマイナス15.2ポイント(6.5ポイント改善
のやや上向き)、採算でマイナス26.1ポイント(2.8ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス24.5
ポイント(2.3ポイント悪化のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でやや好転、採算でほぼ現状維持、資金
繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較

3.建設業の景況

 今期(令和8年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス21.7ポイント(13.0ポイント悪化の
下向き)、採算でマイナス28.9ポイント(6.7ポイント悪化のやや下向き)、資金繰りでマイナス22.2ポイント
(6.7ポイント悪化のやや下向き)と、売上高で悪化、採算でやや悪化、資金繰りでやや悪化となってい
る。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和8年4~6月期)見通しの前年同期比DI値は売上高でマイナス15.2ポイント(6.5ポイント改善
のやや上向き)、採算でマイナス26.1ポイント(2.8ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス24.5
ポイント(2.3ポイント悪化のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でやや好転、採算でほぼ現状維持、資金
繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較

4.小売業の景況

 今期(令和8年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス27.8ポイント(7.9ポイント改善
のやや上向き)、採算でマイナス35.2ポイント(5.8ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス
26.4ポイント(4.6ポイント悪化のほぼ横ばい)と、売上高でやや好転、採算でほぼ現状維持、資金
繰りでほぼ現状維持となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和8年4~6月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス25.9ポイント(1.9ポイ
ント改善のほぼ横ばい)、採算でマイナス27.7ポイント(7.5ポイント改善のやや上向き)、資金繰りで
マイナス28.3ポイント(1.9ポイント悪化のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でほぼ現状維持、採算で
やや好転、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較

5.サービス業の景況

 今期(令和8年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス15.3ポイント(1.4ポイント悪化
のほぼ横ばい)、採算でマイナス34.7ポイント(5.5ポイント悪化のやや下向き)、資金繰りでマイナス
16.4ポイント(3.0ポイント改善のほぼ横ばい)と、売上高でほぼ現状維持、採算でやや悪化、資金
繰りでほぼ現状維持となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和8年4~6月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス2.8ポイント(12.5ポイン
ト改善の上向き)、採算でマイナス26.4ポイント(8.3ポイント改善のやや上向き)、資金繰りでマイナ
ス13.2ポイント(3.2ポイント改善のほぼ横ばい)と、売上高でやや好転、採算でやや好転、資金繰り
でほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較