2022年1月~3月の中小企業景況調査報告について

2022年218日~31日の期間に調査を実施いたしました。

⇒【調査結果】第171回中小企業景況調査報告書.pdf

①調査期間

令和4年2月18日~3月1日の期間に調査を実施いたしました。

②調査対象期間

令和4年1月~3月期を対象とし、調査時点は令和4年3月1日としました。

③調査対象

福島県の町村に位置する中小企業の景況を調査いたしました。

  • 1.対象地区(14商工会)
    松川町、桑折町(広域:国見町・川俣町)、保原町、富久山町、古殿町、船引町(広域:三春町・小野町・滝根町・大越町・都路町・常葉町)、岩瀬(広域:大東・長沼・鏡石町・天栄村)、塙町(広域:棚倉町・矢祭町・鮫川村)、あいづ、只見町、会津坂下町、川内村、鹿島、内郷
  • 2.対象企業数及び業種内訳210企業 
    製造業50企業、建設業37企業、小売業56企業、サ-ビス業67企業
  • 3.回答企業数208企業
     回答率99.0%

④調査方法

商工会の経営指導員による訪問面接調査を行いました。

⑤調査対象地区

商工会地区市町村人口規模別実態を勘案。調査対象企業の抽出は、業種・規模等有意選出法によります。

⑥本報告書のDI

DIとは、ディフュ-ジョン・インデックス(景気動向調査)の略です。
景況を示すいくつかの指数を定期的に調査し、その結果を景況判断指標で表しています。

算出方法は、今期と前期、今期と前年同期比あるいは今期と来期(見通し)との比較を行い、
増加(上昇・好転)企業の割合から減少(低下・悪化)企業の割合を差し引いたものとしています。※日銀短観:DIとは、定義がやや異なります。

⑦調査結果

1.全業種の景況概況

 県内商工会地区における今期(令和4年 1 ~3月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(0.1ポイント悪化)でほぼ現状維持、建設業(16.6ポイント悪化)で悪化、小売業(7.3ポイント悪化)でやや悪化、サ-ビス業(35.4ポイント悪化)で大幅な悪化となっている。採算においては、製造業(2.1ポイント改善)でほぼ現状維持、建設業(5.6ポイント悪化)でやや悪化、小売業(10.9ポイント悪化)で悪化、サ-ビス業(27.8ポイント悪化)で大幅な悪化となっている。
 また、今期DI値と比較した来期(令和4年 4~ 6月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(0ポイント改善)で現状維持、建設業(5.6ポイント悪化)でやや悪化、小売業(5.5ポイント改善)でほぼ現状維持、サ-ビス業(11.9ポイント改善)で好転の見通しとなっている。採算においては、製造業(4.1ポイント悪化)でほぼ現状維持、建設業(11ポイント悪化)で悪化、小売業(16.4ポイント改善)で好転、サ-ビス業(4.7ポイント改善)でほぼ現状維持の見通しとなっている。
 お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、建設業で来期まで雨、サービス業で来期まで大雨、小売業で今期大雨から来期は雨の見通しとなっている。製造業、建設業で来期まで雨、小売業、サービス業で今期大雨から来期は雨の見通しとなっている。

2.製造業の景況

 今期(令和4年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス24.0ポイント(0.1ポイント悪化のほぼ横ばい)、採算でマイナス24.5ポイント(2.1ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス12.0ポイント(9.7ポイント改善のやや上向き)と、売上高、採算でほぼ現状維持、資金繰りでやや好転となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和4年 4~6月期)見通しの前年同期比DI値は売上高で前期と同様のマイナス24.0ポイント、採算でマイナス28.6ポイント(4.1ポイント悪化のほぼ横ばい)、資金繰りで前期と同様のマイナス12.0ポイントの見通しと、売上高、資金繰りで現状維持、採算でほぼ現状維持の見通しとなっている。※()内は今期DI値との比較

3.建設業の景況

 今期(令和4年1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス27.7ポイント(16.6ポイント悪化の下向き)、採算でマイナス30.6ポイント(5.6ポイント悪化のやや下向き)、資金繰りでマイナス5.5ポイント(2.8ポイント悪化のほぼ横ばい)と、売上高で悪化、採算でやや悪化、資金繰りでほぼ現状維持となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和4年4 ~6月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス33.3ポイント(5.6ポイント悪化のやや下向き)、採算でマイナス41.6ポイント(11.0ポイント悪化の下向き)、資金繰りでマイナス13.9ポイント(8.4ポイント悪化のやや下向き)の見通しと、売上高、資金繰りでやや悪化、採算で悪化の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較

4.小売業の景況

 今期(令和4年1 ~ 3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス58.2ポイント(7.3ポイント悪化のやや下向き)、採算でマイナス56.4ポイント(10.9ポイント悪化の下向き)、資金繰りでマイナス30.9ポイント(0.6ポイント改善の横ばい)と、売上高でやや悪化、採算で悪化、資金繰りで現状維持となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和4年4~ 6月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス52.7ポイント(5.5ポイント改善のほぼ横ばい)、採算でマイナス40.0ポイント(16.4ポイント改善の上向き)、資金繰りでマイナス27.2ポイント(3.7ポイント改善のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でほぼ現状維持、採算で好転、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較

5.サービス業の景況

 今期(令和4年 1~3月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス50.8ポイント(35.4ポイント悪化の大幅な下向き)、採算でマイナス50.0ポイント(27.8ポイント悪化の大幅な下向き)、資金繰りでマイナス35.4ポイント(16.6ポイント悪化の下向き)と、売上高、採算で大幅な悪化、資金繰りで悪化となっている。 ※()内は前期DI値との比較
 来期(令和4年4~6月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス38.9ポイント(11.9ポイント改善の上向き)、採算でマイナス45.3ポイント(4.7ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス32.3ポイント(3.1ポイント改善のほぼ横ばい)と、売上高で好転、採算、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較