2025年11月4日~11月19日の期間に調査を実施いたしました。
⇒【調査結果】第186回中小企業景況調査報告書.pdf
①調査期間
2025年11月4日~11月19日
②調査対象期間
令和7年10月~12月期を対象とし、調査時点は令和7年11月15日としました。
③調査対象
福島県の町村に位置する中小企業の景況を調査いたしました。
- 1.対象地区(14商工会)
松川町、桑折町(広域:国見町・川俣町)、保原町、富久山町、浅川町(広域:石川町・玉川村・平田村・古殿町)、船引町(広域:三春町・小野町・滝根町・大越町・都路町・常葉町)、岩瀬(広域:大東・長沼・鏡石町・天栄村)、塙町(広域:棚倉町・矢祭町・鮫川村)、南会津町、きたかた、猪苗代町、川内村、鹿島、内郷 - 2.対象企業数及び業種内訳210企業
製造業47企業、建設業33企業、小売業57企業、サ-ビス業73企業 - 3.回答企業数207企業
回答率98.6%
④調査方法
商工会の経営指導員による訪問面接調査を行いました。
⑤調査対象地区
商工会地区市町村人口規模別実態を勘案。調査対象企業の抽出は、業種・規模等有意選出法によります。
⑥本報告書のDI
DIとは、ディフュ-ジョン・インデックス(景気動向調査)の略です。
景況を示すいくつかの指数を定期的に調査し、その結果を景況判断指標で表しています。
算出方法は、今期と前期、今期と前年同期比あるいは今期と来期(見通し)との比較を行い、
増加(上昇・好転)企業の割合から減少(低下・悪化)企業の割合を差し引いたものとしています。※日銀短観:DIとは、定義がやや異なります。
⑦調査結果
1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(令和7年10~12月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(1.7ポイント改善)でほぼ現状維持、建設業(12.1ポイント悪化)で悪化、小売業(1.7ポイント悪化)でほぼ現状維持、サ-ビス業(8.3ポイント悪化)でやや悪化となっている。採算においては、製造業(4.9ポイント改善)でほぼ現状維持、建設業(10.2ポイント悪化)で悪化、小売業(3.5ポイント悪化)でほぼ現状維持、サ-ビス業(8.1ポイント悪化)でやや悪化となっている。
また、今期DI値と比較した来期(令和8年1~3月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、製造業(0ポイント改善)で現状維持、建設業(9.1ポイント悪化)でやや悪化、小売業(4.3ポイント悪化)でほぼ現状維持、サ-ビス業(0ポイント改善)で現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業(4.4ポイント改善)でほぼ現状維持、建設業(12.5ポイント悪化)で悪化、小売業(4.6ポイント改善)、サ-ビス業(5.5ポイント改善)でほぼ現状維持の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業で来期まで小雨、建設業、小売業で来期まで雨、サービス業で来季まで小雨の見通しとなっている。採算性において、製造業で来期まで雨、建設業で今期雨から来季大雨、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
2.製造業の景況
今期(令和7年10~12月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス8.7ポイント(1.7ポイント改善のほぼ横ばい)、採算でマイナス22.2ポイント(4.9ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス15.5ポイント(11.6ポイント改善の上向き)と、売上高でほぼ現状維持、採算でほぼ現状維持、資金繰りで好転となっている。 ※()内は前期DI値との比較
来期(令和8年1~3月期)見通しの前年同期比DI値は売上高で前期と同様のマイナス8.7ポイント、採算でマイナス17.8ポイント(4.4ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス17.8ポイント(2.3ポイント悪化のほぼ横ばい)の見通しと、売上高で現状維持、採算でほぼ現状維持、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較
3.建設業の景況
今期(令和7年10~12月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス33.3ポイント(12.1ポイント悪化の下向き)、採算でマイナス37.5ポイント(10.2ポイント悪化の下向き)、資金繰りでマイナス12.5ポイント(8.7ポイント改善のやや上向き)と、売上で悪化、採算で悪化、資金繰りでやや好転となっている。 ※()内は前期DI値との比較
来期(令和8年1~3月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス42.4ポイント(9.1ポイント悪化のやや下向き)、採算でマイナス50.0ポイント(12.5ポイント悪化の下向き)、資金繰りでマイナス15.7ポイント(3.2ポイント悪化のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でやや悪化、採算で悪化、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較
4.小売業の景況
今期(令和7年10~12月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス35.7ポイント(1.7ポイント悪化のほぼ横ばい)、採算でマイナス41.0ポイント(3.5ポイント悪化のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス21.8ポイント(15.7ポイント改善の上向き)と、売上高でほぼ現状維持、採算でほぼ現状維持、資金繰りで好転となっている。 ※()内は前期DI値との比較
来期(令和8年1~3月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高でマイナス40.0ポイント(4.3ポイント悪化のほぼ横ばい)、採算でマイナス36.4ポイント(4.6ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス18.9ポイント(2.9ポイント改善のほぼ横ばい)の見通しと、売上高でほぼ現状維持、採算でほぼ現状維持、資金繰りでほぼ現状維持の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較
5.サービス業の景況
今期(令和7年10~12月期)の前年同期比DI値は、売上高でマイナス13.9ポイント(8.3ポイント悪化のやや下向き)、採算でマイナス29.2ポイント(8.1ポイント悪化のやや下向き)、資金繰りでマイナス19.4ポイント(1.7ポイント悪化のほぼ横ばい)と、売上高でやや悪化、採算でやや悪化、資金繰りでほぼ現状維持となっている。 ※()内は前期DI値との比較
来期(令和8年1~3月期)見通しの前年同期比DI値は、売上高で前期と同様のマイナス13.9ポイント、採算でマイナス23.7ポイント(5.5ポイント改善のほぼ横ばい)、資金繰りでマイナス11.9ポイント(7.5ポイント改善のやや上向き)と、売上高で現状維持、採算でほぼ現状維持、資金繰りでやや好転の見通しとなっている。 ※()内は今期DI値との比較
