福島県勢として初の頂点、知事も「快挙」と絶賛
全国の商工会職員が支援実績を競うこの大会において、福島県代表が最優秀賞を獲得するのは史上初の快挙です。 報告を受けた内堀知事からは、「7年間にわたる取り組みが全国で認められたことは、福島県としてまさに快挙。心から敬意を表します」との力強いお祝いの言葉をいただきました。

7年にわたる「二人三脚」の伴走支援
今回の受賞事例となったのは、西郷村商工会(現・石川町商工会)の青柳指導員による、伝統的な「自然資材を活かした壁紙」を製造する株式会社松竹工芸社への支援です。
対談の中で、小針代表は「苦しい時に常に適切なタイミングで手を差し伸べてくれた」と、7年に及ぶ支援への感謝を述べられました。これに対し、青柳指導員は「社長との信頼関係があったからこそ。素材(製品)が素晴らしく、私はその良さを伝える手伝いをしたに過ぎません」と、経営者と指導員の深い絆を振り返りました。
1. 経営基盤の構築: 製品別の製造原価把握の確立。
2. 生産性の向上: ものづくり補助金を活用し、最新装置を導入して製造工程を改善。
3. ブランド確立と販路拡大: 販路拡大に向けた展示会への挑戦。世界に通用するブランドへと育成。

世界のハイブランドから福島県議会議場まで
また、今回の表敬訪問が行われた応接室や、福島県議会議場にも、同社の壁紙が全面に採用されています。知事は事前に議場を確認され、「光の加減で深みが変わり、本当に美しい。福島の誇る素材が輝いているのは素晴らしい」と絶賛されました。


今後の抱負

• 株式会社松竹工芸社 代表取締役:小針 悦也
株式会社松竹工芸 ホームページ https://peraichi.com/landing_pages/view/dsgbp
• 石川町商工会 事務局長:増子 信雄
• 下郷町商工会 経営指導員(県職員協議会 会長):渡部 隆幸
• 福島県商工会連合会 組織支援課 課長:亀井 雅明
