1.全業種の景況概況

 県内商工会地区における今期(令和元年  7 ~ 9月期)の中小企業景況調査の結果によると、前
期DI値と比較して売上額(完成工事額)では、製造業(11.3ポイント改善)で好転、建設業(11.4ポイン
ト悪化)で悪化、小売業(3.7ポイント悪化)、サ-ビス業(3.5ポイント改善)でほぼ現状維持となってい
る。採算においては、製造業(4.7ポイント悪化)でほぼ現状維持、建設業(6.2ポイント改善)でやや好
転、小売業(12.9ポイント悪化)で悪化、サ-ビス業(17.4ポイント改善)で好転となっている。
 また、今期DI値と比較した来期(令和元年 10 ~ 12月期)の見通しは売上額(完成工事額)では、
製造業(12ポイント悪化)、小売業(12.8ポイント悪化)で悪化、建設業(2.8ポイント改善)、サ-ビス業
(4.6ポイント改善)でほぼ現状維持の見通しとなっている。採算においては、製造業(10ポイント改
善)、小売業(10.9ポイント改善)でやや好転、建設業(3.3ポイント悪化)でほぼ現状維持、サ-ビス業
(9.2ポイント悪化)でやや悪化の見通しとなっている。
 お天気マークを見ると、今期の売上額(完成工事額)において、製造業、サービス業で今期雨から
来期まで雨、建設業で今期雨から来期小雨、小売業で今期雨から来期大雨の見通しとなっている。
採算において、製造業、建設業、小売業、サービス業で今期雨から来期まで雨の見通しとなってい
る。

【調査活動】2019年7~9月の中小企業景況調査報告へ

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