1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成29年 7～ 9月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（2ポイント悪化）でほぼ現状維持、建設業（19.4ポイント改善）で好転、小売業（6.6ポイント改善）でやや好転、サ－ビス業（14.6ポイント悪化）で悪化となっている。採算においては、製造業（6.1ポイント悪化）でやや悪化、建設業（5.6ポイント改善）、サ－ビス業（5.9ポイント改善）でほぼ現状維持、小売業（9.6ポイント改善）でやや好転となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成29年10～12月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（4.1ポイント改善）、小売業（1.6ポイント悪化）でほぼ現状維持、建設業（5.5ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（12.9ポイント改善）で好転の見通しとなっている。採算においては、製造業（2ポイント改善）、建設業（0.6ポイント悪化）でほぼ現状維持、小売業（9.7ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（9.8ポイント改善）でやや好転の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業で来期まで曇、建設業、サービス業で来期まで雨、小売業で今期雨から来期大雨の見通しとなっている。採算において、製造業で来期まで小雨、建設業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
