1.全業種の景況概況
県内商工会地区における今期(平成29年 4～ 6月期)の中小企業景況調査の結果によると、前期DI値と比較して売上額（完成工事額）では、製造業（20.8ポイント改善）で好転、建設業（28.2ポイント悪化）で大幅な悪化、小売業（0.1ポイント悪化）でほぼ現状維持、サ－ビス業（10.3ポイント改善）でやや好転となっている。採算においては、製造業（14.7ポイント改善）、小売業（11.3ポイント改善）で好転、建設業（8.9ポイント悪化）でやや悪化、サ－ビス業（6.3ポイント改善）でやや好転となっている。
また、今期DI値と比較した来期(平成29年 7～ 9月期)の見通しは売上額（完成工事額）では、製造業（2.1ポイント改善）、サ－ビス業（1.6ポイント改善）でほぼ現状維持、建設業（前期と同様）で現状維持、小売業（6.4ポイント改善）でやや好転の見通しとなっている。採算においては、製造業（2ポイント改善）、小売業（0.8ポイント悪化）でほぼ現状維持、建設業（11.1ポイント悪化）で悪化、サ－ビス業（12.8ポイント改善）で好転の見通しとなっている。
お天気マークを見ると、今期の売上額（完成工事額）において、製造業で来期まで曇、建設業、サービス業で来期まで雨、小売業で来期まで大雨の見通しとなっている。採算において、製造業で今期小雨から来期曇、建設業、小売業、サービス業で来期まで雨の見通しとなっている。
